この記事を簡単に言うと
・iDeCo「個人型確定拠出年金」について解説。

・イデコは、20歳以上60歳未満であれば誰でも始めることができる私的年金。

・イデコで生じた利益は非課税(通常は20%)で、所得税が全額控除されるメリットがある。一方、60歳になるまで引き出しができないというデメリットも。



今年2019年~、我が家でもiDeCo(イデコ)を始めています。「いでこ?何だソレ?笑」と疑問に感じている方の為に、イデコの基本的なことを解説していきたいと思います。
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iDeCo(イデコ)とは?

iDeCo(イデコ)の正式名称は「個人型確定拠出年金」です。
要は、確定拠出年金法に基づいて運営・実施されいてる私的年金のことを指すんです。

・高齢化で年金が支給されないのでは?
・公的年金だけでは老後が心配だ。。。


など、近年の高齢化社会で年金の心配をしている人って多いですよね。
そんな方にぜひおすすめなのが、このイデコなんです。

■年金シミュレーション(三井住友銀行)
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自分が将来どれくらい年金が貰えるのか気になる方は、「年金試算シミュレーション」をしてみるのがおすすめ。
こちらの「年金試算シミュレーション」のページでは、年齢と現在の年収を入力するだけで、将来貰える年金の見込み額の試算ができます。
手元に「ねんきん定期便」がなくても、簡単に試算してくれますよ。

■65歳以降のキャッシュフロー
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試しに「23歳~60歳まで就業、年収400万円、配偶者なし」として試算シミュレーションをしてみます。
すると、老齢厚生年金と老齢基礎年金の合計はおよそ14万円弱となるんです。

月々14万円で1ヶ月間やりくりするって、けっこう厳しいですよね。。。
そこで役立つのが、今回紹介しているイデコなんです。

iDeCo(イデコ) 加入資格

iDeCo(イデコ)を始める為には、加入資格を満たしていなければ始めることができません。
どういった人にイデコの加入資格があるかと言うと、

■iDeCoの加入資格
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(iDeCo公式サイトより引用)

・20歳以上60歳以上の人
・企業型確定拠出年金に加入している場合、規約で許可されているとき


です。つまり、20~60歳の人であれば、誰でもイデコを始めることができます。
(※国民年金保険料免除者、農業者年金の被保険者を除く)

イデコの月々の掛け金については職業や企業型確定拠出年金の加入の有無などによって異なっるので、上で紹介した「iDeCoの加入資格」の表で確認してみてください。

iDeCo(イデコ) メリットとデメリット

iDeCo(イデコ)は、将来の年金が心配な方にとってメリットのある制度です。
貯金感覚でお金を積立てていける上に、資金は株式や債券などで運用します。
その為、利子や運用益が得られるんです。(もちろん、運用損が発生することもありますが。。。)

この他、イデコには2つの税制上のメリットがあります。

■メリット① iDeCoの運用益は非課税
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定期預金の利子や投資信託の運用益には税金がかかります。
一方、イデコの運用益は非課税なんです。
一般の投資信託で100万円儲かると20万円(20%)ほどの税金が取られますが、イデコであればいくら儲けても税金がかからないんです!

■メリット② iDeCoの掛け金は全額が所得控除
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イデコの月々の掛金は、全額が所得控除されます。月々の掛金の一部が戻って来るんです。
控除を受ける為には確定申告をする必要がなく、会社の年末調整に金額を記入するだけで簡単にできます。

具体的にどれくらいの節税(控除)になるのか試算してみたい方は、松井証券など証券会社のHPをチェックしてみてください。
【iDeCo(イデコ)のメリット】
・運用益は非課税
・掛金は全額が所得控除

このようにイデコには税制上のメリットがありますが、一方でデメリットもあります。

【iDeCo(イデコ)のメリット】
・口座開設、維持に手数料がかかる
・60歳まで引き出しができない
イデコは、口座開設時に3,000円ほど(2,777円~)手数料がかかります。
加えて、月額167円の運用手数料がかります。
口座開設・維持手数料がかからないNISAに比べて、ちょっとしたデメリットとなっています。

これに加え、イデコで積立てた資金は60歳になるまで引き出しができません。
加入年数が10年未満の場合だと、61歳以降にずれます。

イデコは正式名称が「個人型確定拠出年金」とあるように、基本的には“年金”と同じ仕組みです。
老後の資金を無理なく積立てることはできますが、定年を迎えるまで引き出しはできません。

iDeCo(イデコ) 仕組み

iDeCo(イデコ)の仕組みなんですが、

①口座の開設⇒②掛金の拠出⇒③運用⇒④年金の受取り(60歳以降)

となります。

■iDeCo(イデコ)の仕組み
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(iDeCo公式サイトより引用)

イデコは月々5,000~、1,000円単位で自由に金額を設定できますが、拠出限度額までしかできません。

例えば、会社で企業年金がないサラリーマンが、自営業者のように月々68,000円を拠出しようとしてもできないわけです。
企業年金がないサラリーマンの場合、月々の掛金は23,000円が限度となります。

なお、イデコの掛金は自分で運用することになります。
国内株式、国内債券、国内リートの他に海外株式や海外債券など自分な好きな商品に割り振りします。
リスクを抑えたいなら、元本保証型の「定期預金」もあるので、投資初心者の方でも安心できますよ。

iDeCo(イデコ) やらない方が良い人

ここまでiDeCo(イデコ)の基本的なことを説明してきました。

「イデコは節税になってお得なのは分かった!私もイデコを始めてみたい!」と思っている方もいると思うんですが、ちょっとマッタ!
イデコは老後の蓄えを備えるという意味では、ぜひおすすめの制度です。
しかし、イデコをやってもメリットがあまりない人がいるんです。それは。。。
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ズバリ、専業主婦!

専業主婦の方であれば、イデコのメリットはあまりないです。
確かに、イデコの運用益は非課税になるという恩恵は受けることができます。
しかし、専業主婦は基本的に稼ぎがない為、所得税控除のメリットを受けることができないんです。。。

その為、共働きの人に比べてイデコのメリットが半減します。

まとめ

以上、iDeCo(イデコ)について解説してきました。
ここまでのことをもう一度おさらいをしてまとめます。
【iDeCo(イデコ)のメリット・デメリット まとめ】
・大卒、年収400万円のサラリーマンが貰える年金は、およそ14万円(1ヵ月あたり)

・公的年金に不安がある人は、イデコを活用すると◎

・イデコは20歳~60歳の人であれば、誰でも始めることができる私的年金

・運用益は非課税、掛金は所得税から全額控除される(年末調整で戻ってくる)

・積立金は60歳まで引き出しができない

・専業主婦はイデコを始めてもメリットは半減

iDeCo(イデコ)は2017年・2018年に順次法改正がされ、始まったばかりの制度です。
月々の掛金は無理のない金額なので、年金に不安を感じている方にぜひおすすめです!