この記事を簡単に言うと
・「フィンランド人が教えるほんとうのシンプル」を読み終えたので、その内容についてまとめてみた。

・気になった箇所は「キャプチャー2 なにげない一瞬を最高に楽しむ」や「キャプチャー4 4週間、湖の近くで休むフィンランド人」など。



フィンランド人が教えるほんとうのシンプル [ モニカ・ルーッコネン ]という本。本当のシンプルライフっていうのがどういうものなのか分かりやすい本でしたー。
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capture1 フィンランド人はいいものだけを10年使う

ではさっそく、本書で解説されているリストについて紹介していきたいと思います。個人的に気になった箇所については、より深く掘り下げていきます。
【capture1 フィンランド人はいいものだけを10年使う 】
1物語の詰まった古い家具を使う
2身近な道具をデザイナーで選ぶ
3必要な物はすぐそこにある
4環境にもお財布にもやさしい買い物を
5みんながハッピーになるリサイクル
6気軽に売り買いできるシステム
7再生させる、自分で作る
このキャプチャーについては、目次のリストだけを紹介しておきます。

capture2 なにげない一瞬を最高に楽しむ

続いてはキャプチャー2、「なにげない一瞬を最高に楽しむ」について紹介していきます。
このセクションでは参考になる部分が多いので、詳しく掘り下げていきたいと思います。
【8日常を通りすぎず立ち止まる】
毎日を充実させることがより素敵な未来を作ります。
普通の事であっても、普通の日常を大切に思う事が大切なのです。
特別なことをする必要はありません。
より多くのモノやお金も必要ありません。
毎日を大切に思えばいいのです。

【9財布を持たないぜいたく散歩】
「1円もかからないシンプルなこと」を楽しむためには、人と違った特別な体験や、大きくて豪華なモノを手に入れることなど必要はありません。
お金のかからないもの、すでに持っているもの、すぐそこにあるものに価値と意味を見出しましょう。

【10「良質な静けさ」の必要】
フィンランドは日本と同じくらいの面積ですが、人口は500万人しかいません。
それでもフィンランド人は静けさを求めて湖のほとりのサマーコテージに行きます。
心が落ち着かないときは、静けさを求めて、何もない場所に行ってみてはどうでしようか?

【11サマーコテージで「なにもしない」】
フィンランド人にとっての理想の夏休み。
それは4週間の休暇をサマーコテージで過ごすことです。生活の忙しさから離れ、自然に溶け込むのです。
それこそが豊かさであり、「なにもしない」ぜいたくな時間を一年間ずっと楽しみにしてるのです。

【12色とりどりの季節を楽しむ】
【13美しく咲く椿に気づく】
【14ただゆっくりと漂う】

いつも旅に出て家を留守にすると、家族や友人と過ごす時間を失います。
ふるさとの自然の移り変わる時間も失います。
遅くまで働いていると、家族と一緒に過ごす大切な時間も失ってしまいます。
※12、13はタイトルのみ

capture3 「スタイルのある生き方」のすすめ

次はキャプチャー3「「スタイルのある生き方」のすすめ」です。このセクションはタイトルだけ、サクッといきます。
【capture3 「スタイルのある生き方」のすすめ】
15服にお金をかけるのは自信のない証拠
16自分のスタイルを見つけて長く着る
17服はいちばんに「機能性」
18長持ちさせるための基本的なメンテナンス

capture4 4週間、湖の近くで休むフィンランド人

続いてはキャプチャー4「4週間、湖の近くで休むフィンランド人」です。
フィンランド人は夏にまとまった休暇を取るのが一般的です。
それを踏まえた上で読み進めてみてください。
【19仕事は朝8時から夕方4時まで】
フィンランドでは「人生で大切なことは、仕事だけではない」という価値観があります。
意味のない会話はせず、責任感があり勤勉です。
目的なしに会社にいることはなく、みっちり働いてさっと帰ります。

【20 4週間のまとまった休みをとる】
フィンランドでは、仕事も大切ですがきちんと休むことも大切だという認識があります。
休むことはサボることではありません。
きちんと休み、英気を養うことでさらに良い仕事ができるでしょうし、家族との時間も増えて人生も豊かになるのです。

【21不便さが「生きる精神」を養う】
現代の便利さを省いた生活に戻ることで、フィンランド人独特の「シス」の精神、日本語に言い換えれば「懸命に生きる精神」も養います。
機械、忙しさ、現代生活から遠く離れ、作業で体を動かすことで気持ちも落ち着くのです。

【22土の上をはだしで歩く】
人工的な社会にどっぷり浸かって、情報の波に泳がされてばかりいると、動物として生きているという実感がなくなってしまいます。
自然に囲まれたところで過ごして四季を感じ、大地と自分の生命力を感じてみてください。

【23深いリラックスをもたらす「サウナ」】
【24サウナのあとはソーセージをグリルして】
【25「忙しく見せたい」のは虚栄心】

なぜ他人と競争しなければならないのでしょう?
これは「あなたの人生」なのです。自分のやりたいように生きるべきです。
常に他人と比べ続けていると、あっという間に人生が終わってしまいます。
あなたが大切にしたいのは「他人に勝つこと」ではありません。
※23、24はリストのみですが、サウナ好きな方にはぜひ読んで欲しい箇所です。



capture5 お金をかけずリッチに生きる

キャプチャー5は「お金をかけずリッチに生きる」。本書の中で最も参考になるセクションなので、詳しく掘り下げて紹介していきたいと思います。
【26 半径1m以内のしあわせ】
最低限の収入さえあれば、人生の幸せは他のことで得られます。
健康であること、仕事があること、娘の成長、自然なこと。これらはお金がかかりません。
多額のお金があれば幸せになれるわけではありません。

【27お金をかけないリッチな暮らし】
お金を持っていることも買い物を楽しむのも素敵ですが、人との関わりを大切にしたり、お金以外の豊かさを感じることも必要です。
リッチとは豊かさお金をかけなくても得られる豊かさというのもたくさんあるのです。

【28「しあわせのプラン」も立てる】
生活をするうえで大切なのは「経済にあまり影響されない生き方」をすることです。
もう一つ、お金以外の人生プランも。
「あなたが何に対して喜び、しあわせ、人生の意味、満足を感じるのか?」それを基にしたプランを作ってみるのです。

【29安いお店に行くと貧乏になる?】
安くて質の悪いものを選んでしまった為に、買い換えの頻度が高くなってしまっては、結果的に損をします。
安さと品質のバランスを考えましょう。
・「本当に必要なのか」を考える
・必要なものであれば、きちんと比較して安い値段で買う
を心がけましょう。

【30 分かち合えば買わなくていい】
【31 クジで100万ドルが当たったら】

100万ドルが手には入ったら生活を全て変えたいという人もいるでしょう。そのように思うのは、自分の状況が不幸だと感じているからではないでしょうか。そういった人たちは、自分の人生の見方を変えていくといいでしょう。
※30はリストのみ。

capture6 家は自分だけの聖地

続いては、キャプチャー6「家は自分だけの聖地」。このセクションはタイトルだけサクッといきます。
【capture6 家は自分だけの聖地】
32Tシャツ一枚で過ごせるフィンランドの家
33大きめの間取りとユーティリティルーム
34キャンドルのオレンジはしあわせの色
35庭でベリーの木や観葉植物を育てる
36家事を楽しくする3つのポイント
37掃除の日を決める

capture7 アートは人生に彩りを与える

次は、キャプチャー7「アートは人生に彩りを与える」です。
私は理系出身なので、アート(芸術)についてはかなり疎いですw でも、本書を読んで、アートにも触れてみるのもいいなーと思いました。
【capture7 アートは人生に彩りを与える】
38分厚くておもしろい本には濃い目の紅茶
39未知の世界に導いてくれる図書館
40美術館で現実から離れて旅をする
41アートは別世界へ連れて行ってくれる
42 SNSよりほんものに触れる

capture8 ただしい運動と食事はしあわせの基本

続いてはキャプチャー8「ただしい運動と食事はしあわせの基本」です。生活の根幹となる重要な箇所ですが、こちらもリストのみ、サクッといきます。気になる方は本書の該当部分を読んでみてくださいね。
【capture8 ただしい運動と食事はしあわせの基本】
43運動してない人はほとんどいない
44運動を習慣ににするいくつかのコツ
45素朴でシンプルな食生活
46あらゆる場面でパンは欠かせない
47食べものは自然からの贈り物
48森のベリーを摘み保存する
49コーヒーの時間を楽しむ

capture9 モノより時間 モノより人間関係

最後はキャプチャー9「モノより時間 モノより人間関係」です。哲学的な話で、深ぃ~内容になっています。
【50モノに囲まれてこの世を去りたいですか?】
他人がどんな車を持ってるか?どんな家に住んでるか?いくら給料を貰ってるか?どんな服を着てるか?は表面的なことです。
それよりも相手の知的、心理的、精神的な価値観、文化的な関心事に興味を持ちましょう。

【51いろいろなコミュニティに入る】
新しいモノよりも新しい人間関係が人生を豊かにしてくれます。
日本人が所属しているのは会社くらいではないでしょうか?
フィンランド人は日本人と比べて、仕事の付き合いを重視してません。
会社の人と夜に遊ばなくても、コーヒーブレイクでたくさん話せるので。

【52朝起きて生きてよろこびを確かめる】
ティク・ナット・ハン(ベトナムの禅僧侶)
朝、目覚めてほほえむ
まあたらしい24時間が私の目の前にある
一瞬一瞬を十分に生き、
全ての生きとし生けるものに
慈愛のまなざしをむけることを約束する
「朝起きたときの歌」より

【53自然とともに瞑想をする】
【54自分の瞑想スポットをみつける】
【55見えない存在を信じる】
※53~55はリストのみ

「フィンランド人が教えるほんとうのシンプル」 最後に

ということでフィンランド人が教えるほんとうのシンプル [ モニカ・ルーッコネン ]の内容の一部を紹介してきました。

中でも、詳しく掘り下げてきた部分「キャプチャー2 なにげない一瞬を最高に楽しむ」や「キャプチャー4 4週間、湖の近くで休むフィンランド人」、「キャプチャー5 お金をかけずリッチに生きる」や「キャプチャー9 モノより時間 モノより人間関係」の部分は必見です!

↓この記事で紹介した本
フィンランド人が教えるほんとうのシンプル [ モニカ・ルーッコネン ]







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