この記事を簡単に言うと
・「人生はワンチャンス!」という本を読んでみたので、その中から個人的に気になる名言についてまとめてみた。

・「人生はワンチャンス!」は、1ページにつき1つの名言が解説されている本。表のページでは犬ちゃん達が名言を述べ、裏のページでは詳しく解説。1ページ毎に切り離すこともできる。

・このブログ記事でまとめる名言は、「スタート編」、「仕事編」、「ロック編」、「リフレッシュ編」、「挑戦編」、「コミュニケーション編」、「幸せ編」から引用。



人生はワンチャンス! 「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法 [ 水野敬也 ]という本を読み終えたので、個人的にグッときた名言集についてまとめていきます。
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「人生はワンチャンス!」 スタート編

ではさっそく、本書の「スタート編」から引用していきます。
基本を制する者が世界を制する
・人は繰り返し行うことの集大成である。だから優秀さとは、行為でなく、習慣なのだ。(アリストテレス/ギリシャの哲学者)
・成功の秘訣は平凡な仕事を非凡にやることだ(ジョン・ロックフェラー/米国の実業家)

時々、都会とサヨナラしよう
・世界とは一冊の本であり、旅に出ない者は同じページばかり読んでいるのだ。(アウグスティヌス/ローマの哲学者)
・怠け者は休息を楽しむ術を知らない。(ジョン・ルボック/イギリスの銀行家)

手のひらサイズの幸せ
・愚か者は幸福がどこか遠いところにあると思い込んでいる。利口者は幸福を足元に育てる。(ジェームズ・オッパンハイム/米国の詩人)
・人間として最も大切なことは、家に帰って、子犬をかわいがってやることだ。(チャールズ・シュルツ/スヌーピーの作者)

嫌われるくらいがいい
・人の言うことは気にするな。「こうすれば、ああ言われるだろう・・・」 こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人がやりたいこともできずに死んでいくのだろう。(ジョン・レノン/イギリスのミュージシャン)
・批判を受けないための方法。何もしない。何も言わない。存在すらしない。(エルバート・ハーバード/米国のアーティスト)

「人生はワンチャンス!」 仕事編

次は、仕事編です。
耳に痛い意見にヒントがある
・経営者に役立つのは、耳ざわりな意見である。(安藤百福/日清食品総合者)
・「否定と出会う」ことが出発点である。(ジークムント・フロイト/オーストリアの精神分析者)

待つのも仕事
・賢い者は待つことを知る。愚か者は急いで朝日を眺めようとして、木によじのぼる如きをする。(ヘンリー・デイヴィット・ソロー/米国の思想家)
・最も優れた管理者とは、計画遂行にふさわしい人材を選び出す見識と、彼らのやることに干渉しない自制力を備えた人間である。(ルーズベルト/米国大統領)

身だしなみはひとなみ以上に
・帽子をきちんとかぶらず、靴の手入れが行き届いていないのは、ずぼらな思考の表れである。(レイ・クロック/マクドナルド創業者)
・不潔な工場に善良な職工なし。(ヘンリー・フォード/フォード創業者)

目先の利益を見ない
福沢諭吉が地方での講演を終えた帰り道の話。
上野駅に着いた時、お腹も減って疲れていたので、みんなで人力車に乗って帰ろうという話になりました。
しかし福沢は「もう用事も済んだから、急ぐ必要もないでしょう」と歩いていってしまいました。
周囲はしぶしぶ従いました。

新橋あたりまで歩いたとき、福沢は「ここらで腹を満たそう」とみんなを鮨屋に案内します。
そして食事が終わったあと「諸君、これはみんなで乗るはずだった車代だ」と言って、鮨代を払ったのです。

一同は、そのお金の使い方に感心したのです。

身だしなみはひとなみ以上に
・帽子をきちんとかぶらず、靴の手入れが行き届いていないのは、ずぼらな思考の表れである。(レイ・クロック/マクドナルド創業者)
・不潔な工場に善良な職工なし。(ヘンリー・フォード/フォード創業者)

好敵手(ライバル)を知る者が勝つ
・敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。(孫子/古代中国の武将)
・目をつけた企業の年次報告書を読み、次にそのライバル会社の年次報告書を読みます。これが主たる情報源です。(ウォーレン・バフェット)

自分のサイズを知ろう
・ただ自分自身であることに満足し、比較したり競争したりすることがないのであれば、すべての人が君を尊敬するだろう。(老子/古代中国の思想家)
・ありのままの自分を出すほうが自分を偽って見せるより得るものは大きいはずだ。(ラ・ロシュフコー/フランスの著述家)

つかんだら手放すな
投資家というと株を短期的に売買して儲けるイメージがありますが、彼(ウォーレンバフェット)は違います。
「投資家は一生のうちに投資の意思決定を20回しかできないつもりで臨むべきだ」
自分にとって本当に大事なものは、簡単に手放さない気概が必要なこともあります。

小さなことこそ全力で
・偉業は一時的な衝動でなされるものではなく、小さなことの積み重ねによって成し遂げられるのだ。(ゴッホ/オランダの画家)
・些細なことに不正直な者は、大事に際しても同じことをする。(新約聖書)

休むのも仕事のうち
・人を高めるのは、苦難でなくて回復である。(クリスチャン・バーナード/南アフリカの医師)
・大事をなすには寿命が長くてはいけないよ(勝海舟/幕末の武士)

ひとりで抱えこまない
・人生は一人じゃない。二人三脚で走らねばならんこともある。(手塚治/漫画家)
・他人に対しても自分に対しても親切であること。人の生きるのを助け、自分の生きるのを助けること。これこそ真の思いやりである。(アラン/フランスの哲学者)

人生はワンチャンス! 「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法 [ 水野敬也 ]

「人生はワンチャンス!」 ロック編

続いてはロック編。「ロック編」は猫バージョンの本にはなかったセクションですねー。
したいときがするとき
・できることを先に延ばすのは、もっとも情けない自己防衛である。(シリル・ノースコート・パーキンソン/イギリスの歴史学者)
・始めさえすれば、もう8割は成功したと同じだ。(ウディ・アレン/米国の俳優)

疑おう
・先入観を取り除くたべに、常に「なぜ」と自問しない者は、どんなに勉強をしようとも怠け者だ。(トーマス・フラー/イギリスの神学者)
・懐疑は発明の父である(ガリレオ・ガリレイ/イタリアの物理学者)

自分の主人は自分
・自分の運命は自分でコントロールするべきだ。さもないと、誰かにコントロールされてしまう。(ジャック・ウェルチ/GEのCCO)
・犬は自由でいられるのに、人間はそれさえもできない。(ボブ・ディラン/米国のミュージシャン)

「人生はワンチャンス!」 リフレッシュ編

次は「リフレッシュ編」です。
たまにはボーっとしよう
・飲食、睡眠、運動の時間に何も考えず快活なのは、最良の長寿法のひとつである。(フランシス・ベーコン/イギリスの哲学者)

睡眠時間を削らない勇気
・快い眠りこそは自然が人間に与えてくれるやさしい、なつかしい看護婦だ。(ウィリアム・シェイクスピア/イギリスの創作家)
・疲労と悩みを予防する第一の鉄則は、たびたび休養すること。疲れる前に休息せよ、である。(デール・カーネギー)

ひとりきりの時間を持つ
・何はともあれ、夢を見るには書斎とドア、そしてドアを閉め切る意志がなくてはならない。(スティーブン・キング/米国の小説家)
・X+Y+Z=成功。Xが仕事、Yが遊び、Zは沈黙。(アルベルト・アインシュタイン/ドイツの物理学者)

次のボールを探しに行こう
・扉に変わるかもしれないという、勝手な希望にとらわれて、壁をたたき続けてはいけません。(ココ・シャネル/フランスのファッションデザイナー)
・男女の仲というのは、夕食を2人っきりで3度して、それでどうにかならなかった時は諦めろ。(小津安二朗/映画監督)

攻めの昼寝
・休息する時間がなければ継続できない。(オウィディウス/古代ローマの哲学者)
・休みたいのなら、なぜいま休まない?(ディオゲネス/古代ギリシャの哲学者)

「人生はワンチャンス!」 挑戦編

次は「挑戦編」です。
最初に動こう
・一番乗りは牡蠣を得るが、二番目の人は貝殻しか得られない(アンドリュー・カーネギー/米国の実業家)
・貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く(二宮尊徳/思想家)

勝負はスタートする前に決まっている
・準備10分、成功5分。(ロアール・アムンセン/ノルウエーノ探検家)
・わが人生の成功のことごとくは、いかなる場合にもかならず15分前に到着したおかげである。(ホレーショ・ネルソン/イギリスの軍人)

「人生はワンチャンス!」 挑戦編

続いては、コミュニケーション編です。
嫌いな人は、ちょっと自分に似ている
・最も仲のよい同士、互いに認め合っている人々も、互いの考え方をすべて言い合ったら、生涯の敵になろう。(デュクロ/フランスの作家)
・人は喧嘩する時、双方とも悪いと感じている(ゲーテ/ドイツの詩人)

愛嬌で乗り切ろう
・愛されたいなら、愛し、愛らしくあれ。(ベンジャミンフランクリン/米国の政治家)
・最も良い説得方法の一つは、相手に気に入られることである。(カリエール/フランスの外交官)

噛まない方が強い
・自己の向上を心がけている者は、喧嘩などする暇がないはずだ。(リンカーン/第16代米国大統領)
・相手からあまりしつこく口論を吹っかけられた場合には、相手の顔を見つめ、静かに「君も淋しい男だねぇ」、こう言え。(太宰治/小説家)

「人生はワンチャンス!」 幸せ編

最後は、幸せ編です。
近すぎる幸せは見えない
・ただ幸福のつかみかたを学べばよい。幸福はいつも目の前にあるのだ。(ゲーテ/ドイツの詩人)
・最も身近な人を幸せにすることは最も難しいことであり、それゆえに最も価値のあることです。(宇野千代/小説家)

楽しそうにしていると、本当に楽しくなる
・仕事が面白い「ふり」をすると、それだけで仕事が本当に面白くなるから妙だ。疲れをあまり感じなくなるし、緊張も解け、心も和らぐ。
・何かやりたくない事があったら、毎日必ずそれをやることだ。これが苦痛なしに義務を果たす習慣を身に付けるための黄金律なのだ。(マーク・トウェイン/米国の小説家)

結末が分からないから面白い
・未来には、いくつもの名前を持っている。弱き者には「不可能」という名、卑怯者には「わからない」という名。そして勇者と哲人には「理想」という名である。(ヴィクトル・ユーゴー/フランスの詩人)
・全てが失われようとも、まだ未来が残っている。(クリスチャン・ボヴィー/米国の弁護士)

思い出し笑いする人生を
・もし、今日が自分の人生の最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?(スティーブ・ジョブズ/アップル創業者)
・人間は、行動した後悔より、行動しなかった後悔の方が深く残る。(トーマス・ギロビッチ/米国の心理学者)
・長生きしても人は満足しないかもしれないが、充実した人生には満足する。(ベンジャミン・フランクリン)

「人生はワンチャンス!」 まとめ

ということで、「人生はワンチャンス!」の中で個人的にグッときた名言についてまとめてみました。
日々の生活の中で行き詰まった時など、何かの参考になれば幸いに思います。






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