この記事を簡単に言うと
・スリーエム仙台市科学館で開催されいてた「きのこ展」に行ってみたので、その時の様子について紹介。

・今回紹介するきのこは、毒きのこ(危険度 小~中)
カキシメジやツキヨタケ、やクサウラベニタケやコガネホウキタケの他に、コタマゴテングタケやテングタケ
についても。また、ベニテングタケやイボテングタケ、クサハツやヒダハタケ、ドクベニタケについても紹介。



「きのこ展」に関するブログ記事の第8弾目。今回は、毒きのこについて紹介していきたいと思います。
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毒きのこ(危険度 小~中) 一覧

■カキシメジ
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毒成分は水溶性のウスタル酸、頭痛や腹痛、嘔吐や下痢などの中毒症状を引き起こしますが、死亡例は報告されていません。

■ツキヨタケ
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シイタケやヒラタケと間違って誤食される例が多い毒きのこ「ツキヨタケ」下痢と嘔吐が主な中毒症状ですが、稀に死亡例も報告されています。夜になると緑色に光ることで有名な毒きのこです。

■クサウラベニタケ
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カキシメジやツキヨタケと並んで最も中毒例の多い毒きのこである「クサウラベニタケ」
神経系および消化器系の食中毒を起こし、死亡例も発生しています。

■コガネホウキタケ
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食用のホウキタケに似ている「コガネホウキタケ」
明らかに色が違うので、判断しやすい毒きのこです。



■テングタケ
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腹痛や嘔吐、下痢などの胃腸炎症状の他、痙攣や精神の一時錯乱などの神経症状を引き起こす毒きのこです。

■コタマゴテングタケ
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情報量が少ない「コタマゴテングタケ」ですが、日本国内では毒きのとして扱われています。
三大猛毒きのこの1つ「タマゴテングタケ」とは別のものとなります。

■ベニテングタケ
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「ベニテングタケ」を摂食すると下痢や嘔吐、幻覚などの中毒症状が引き起こされますが、死亡するのは稀です。

■イボテングタケ
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毒きのこ特有の成分「イボテン酸」を含むため、「イボテングタケ」は毒きのことして扱われます。
「イボテングタケ」を摂取すると、主に神経系と消化器系の中毒症状を引き起こします。

■クサハツ
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「クサハツ」は、全体に不快な匂いがあり味は辛い毒きのこです。主に消化器系の中毒症状を引き起こします。

■ヒダハタケ
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溶血性の毒素を含んでいるとされていますが、正確なところはまだまだ未解明の毒きのこです。

■ドクベニタケ
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日本国内では毒きのことして扱われていますが、スペインでは辛い料理の際に使われることもあります。
毒成分はムスカリン、神経伝達物質ですが溶血たんぱく質として知られています。

ということで、以上11種類の毒きのこについて紹介しました。
次は「きのこ」に関するブログ記事最終回、「非常に危険な毒きのこ」について解説したいと思います。






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