この記事を簡単に言うと
・2014年12月の新婚旅行に関する記事について、総まとめをしてみた。

・新婚旅行“札幌⇔仙台⇔京都” のブログ記事を書こうと思ったきっかけ。古いスマートフォンやフリーメールなどに当時の写真があったため。

・たった一度限りの人生。残された時間を最大限に有効活用するべきだろう。



2014年12月の新婚旅行に関する記事について、総まとめをしたいと思います。
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新婚旅行 ブログを書こうとしたきっかけ

いや~、まさか自分の新婚旅行についてブログ記事を書くとは夢にも思いませんでしたね。
3年近く前の話なので具体的な内容はほとんど忘れてるし、自分の過去をさらけだすの何だか恥ずかしいし。

ただ、当時使っていたスマートフォン本体やフリーメール、SNSなどに新婚旅行の画像があったのを見て「何かもったいないな…」と思ったんです。あちこちに乱雑に散らばった画像を見て。
これらの画像を1つにまとめてブログ記事にすれば、私達夫婦にとって貴重な財産になるよなぁ、って思ったのが新婚旅行関連のブログ記事を執筆したきっかけです。

2014年の12月頃と言うと、私は商社マンとして、嫁は中間管理職としてバリバリ働いていた時期。お互いに多忙で、新婚旅行どころではなかった時期です。

しかし結婚すると会社から休日が貰えるじゃないですか。せっかく貰えるなら利用した方が良いよなと思い、3ヶ月ほど前から計画を立てました。
旅行業者に頼まず全部自分で旅行計画を立てたので、旅費代字体はかなり安かったですよ。
【新婚旅行にかかった費用 合計15万円】
フェリー (苫小牧⇔仙台⇒名古屋) 8万円
新幹線 (名古屋⇔京都・グリーン席) 2万円
ホテルさっぽろ弥生・京都国際ホテル・グランバッハ京都 宿泊 3万円
その他 (在来線、バス、食費) 2万円

2人分で合計15万円かからなかったことはハッキリ覚えています。
7泊8日で“札幌⇔仙台⇔京都”の旅行をこの料金でできたので、かなり安い方なんじゃないかな。

とにかくリーズナブルな料金で夫婦2人で旅行ができたのことには満足でした。
一般的な新婚旅行である海外に比べればショボイ旅行内容でしたが、夫婦2人で仕事や時間を忘れてゆっくりと流れた時間を楽しめました。

新婚旅行 一番印象に残ったこと

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今回のフェリーでの新婚旅行で一番印象に残ったこと。それは初日の太平洋フェリー「きたかみ」で宿泊した特等客室ですね。

新婚旅行初日のブログ記事を見て頂ければ分かると思いますが、この日は嫁が船酔いで一日中倒れていましたから。新婚旅行初っ端からトラブルですよ。
嫁の体調を考慮して新婚旅行を2日目で中断し、苫小牧から電車を乗り継いで帰ろうとしたくらいの窮地でした。

そんな嫁が一晩中寝込んでいたのが、この太平洋フェリー「きたかみ」の特等客室です。
嫁にとっても、私にとっても、一番の思い出に残るできごとでした。

日付が変わると、嫁の体調も何とか回復。この時の教訓を活かし、地上に戻った際は即酔い止めを購入しました。薬が効いたせいか、その後のフェリーの旅は順調でした。

ひどい船酔いの経験から、「もう二度と船に乗るもんか!」と思ったんですが、今となってはフェリーの虜になってしまいましたね。こんな辛い経験をしてまでもなぜ船旅が好きになってしまったかというと、
【フェリーの旅のメリット】
・時間を完全に忘れることができる
・フェリー内の施設がとても充実している
・価格がリーズナブル

の3点でしょうか。

■フェリーの旅のメリット① 時間を完全に忘れることができる
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苫小牧⇔仙台は15時間、仙台⇔名古屋は22時間におよぶ船旅です。
飛行機や新幹線が発達している現代社会から見て、とても想像できない程の長旅です。
私達も初めてフェリーに乗る前は「こんな長時間乗ってられるのか…」という不安もありました。

しかし、実際にフェリーに慣れると時間なんてあっという間ですよ。
昨年2016年は1度だけフェリーに乗りましたが、「えっ!?もう着いたの…もっと乗っていたいんだけど…」という感じでした。

最近だと携帯電話の電波が少し届くみたいですが、航海中は基本的に電話もネットも使えません。
オフの状態なので自分1人、またはカップルや友人同士の時間を堪能することができます。

地上だと随時スマートフォンをチェックしたり着信を確認したりと、気を取られます。
その度に時刻も目に入ってきてしまい、時間を気にします。
フェリー上ではそのようなことはなく、時間を忘れることができる不思議な空間と言えるでしょう。

■フェリーの旅のメリット② フェリー内の施設がとても充実している
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フェリー内には大浴場やサウナ、バイキングレストランの他、今回紹介できなかったシアターでは映画の上映や生演奏もあります。ゲームコーナーもありますし売店もあります。
外に出れば大海の景色を楽しめますし、海上から日本列島を眺めることもできます。

地上での生活だと、温泉に行くまでに車で1時間とか、バイキングの行列で2時間待ちだとか何かと不便です。
しかし、フェリーだとそんなことはありません。部屋から2、3分歩けば大浴場に行けますし、小腹が空いたら階段を上るだけでレストランに着きます。
ちょっとお酒を飲みたければ階段を降りるだけで売店はありますし、映画が見たくなったらまた階段を上るだけ。
徒歩3分圏内に何でも揃っているんですから、15~20時間以上におよぶ船旅でも飽きるわけがありません。

海外の中流~上流階級の人たちは、老後をずっとフェリーで過ごす人も少なくないみたいです。
好きな時にプールで泳いだり、好きな時に好きなくらい料理を食べたり、夜は船上で知り合ったパートナーと酒を飲みながらダンスをしたり。

こんなに楽しんでいるのですからボケる人は1人もおらず、足腰がしっかりとした元気な70歳以上の方ばかりとのこと。
日本で一般的とされる老人ホームでは、月に20~30万円前後以上の費用がかかります。
一方、こういったクルージングでは部屋のグレードにもよりますが、1泊あたり1~2万円前後。
老人ホームに入居した場合とそれほど料金は変わらないということで、世界的には密かにブームになり始めています。

■フェリーの旅のメリット③ 価格がリーズナブル
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この料金表は、太平洋フェリーの早割価格一覧(1人あたり)。
通常はこの倍くらいの料金がかかりますが、出港の28日前までに予約すればこの料金となります(一部除外期間あり)。

苫小牧-名古屋(2泊3日)であれば、5,000円で行けます。グレードが一番豪華な部屋である特等客室でも15,400円です。地上、特に東京などの都心だと1泊でこの値段ですからね。

敷居が高いと思われがちなフェリーの料金。かなりリーズナブルだと思いませんか。

新婚旅行 まとめ

以上、私たち夫婦の2014年12月の新婚旅行に関するブログ記事でした。
一般的な新婚旅行にくらべてかなり貧乏くさい内容となりましたが、この8日間の時間は私達の人生にとってとても貴重な体験となりました。

この時まで私たち夫婦には、遠くへ旅行するという概念がほとんどありませんでした。しかし、この新婚旅行を通じ、“旅”に対する見方がガラリと変化しました。
旅行に関するブログ記事はいくつかアップしていますが、各地を旅行するようになったのはまさにこの新婚旅行がきっかけと言えますね。

たった一度限りの人生。残された時間を最大限に有効活用し、一つでも多くの体験をしていきたいと思いました。






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