この記事を簡単に言うと
・2014年5月17日にREUTERS(ロイター)ビデオで放送された“ジム・ロジャーズ流の投資とは、「私がNTT株を買った理由」”を紹介。
ジム・ロジャーズ流の投資がどんなものなのかが見えてくる。

・インタビューでのジム氏の考えをまとめてみた。
以下、ジム氏の考えの概要。

・安倍首相が日本をダメにしている。
当分は、景況感は良好かもしれないが、安倍氏の政策はいただけない。

・(NYダウが史上最高値を更新したことについて)私は、株が最高値のときには買いたくない。
賢いトレーダーではない私がこの生涯で学んだことは、動いているバスに飛び乗るのは危険だとうことだ。
勢いのある株に投資するのは私のやり方ではない。

・ジム・ロジャーズ流の株見極め術とは
割安の株をみつける努力をするのだ
そして肯定的な変革が見える株を選ぶ
の2点

・今(2014年)ドルを保有している理由は、来年から再来年にかけて、更なる混乱が通貨市場であると思うから。
そして多くの投資家が安全資産としてドルを買い、ドル高となる。
ドルは安全資産ではないが、多くの人はそう思っている

・米国株式・通貨市場が直面する最大の危機、世界の中央銀行が金融緩和で紙幣を大量に増刷している事。
こんなことは未だかつてなかったからだ。

・日本の10代の若者は日本の将来を大いに憂うべき。
日本の対内債務は、先進国の中で最大だ。

・日本は、債務は増加する一方で、人口は減少している。
私の目には、愚かにみえる政治家を抱える国だ。
もし、私が日本の若者ならば、英語と中国語、更に複数の外国語を習得する。

・投資と言うのは、もう人が興味を示さなくなった時こそ買い時なのだ。
繰り返すが、金融緩和は長期的には日本にとって良くない事だが、株式市場にとっては当面は良い事だ。

↓ポチっと応援

にほんブログ村





↓ジム・ロジャーズに関する記事一覧



ちょっと古い動画になりますが、2014年5月17日にREUTERS(ロイター)ビデオで放送されました“ジム・ロジャーズ流の投資とは、「私がNTT株を買った理由」”を紹介したいと思います。
“投資”の極意について、ジム・ロジャーズ流の手法が分かります。
ro1


■ジム・ロジャーズ流の投資とは、「私がNTT株を買った理由」
↓2014年5月17日、REUTERS(ロイター)ビデオ




■ジム・ロジャーズ氏の考えのまとめ
動画に出てきた、ジム・ロジャーズ氏の考えをまとめます。
ro2
安倍首相が日本をダメにしているという私の意見は変わらない
当分は、景況感は良好かもしれないが、安倍氏の政策はいただけない



ro3
(2年後(2016年)の日経平均について)
今(2014年)の水準からは2倍になる可能性はあるだろう
まずは2万円の大台を超えることが先だ
2万円超えは必ずやってくる
2倍もありえる

安倍首相は量的質的緩和を進めているのだから2倍となってもおかしくない
3倍もあり得る
予測ではないが、3倍もあり得る

これは、世界にとって、良い事ではない
日本にとっても良い事ではない
しかし、日本株を保有する投資家にとっては良い事だ


ro4
(NYダウが史上最高値を更新したことについて)
私は、最高値のときには買いたくない
S&P500種も最高値を更新したが、しかしS&P500の構成銘柄は、平均で9%下落しているのだ
つまり、S&P500を引き上げているのは構成銘柄のほんの一部の急伸だ
バイオテクノロジー株やソーシャルメディア株のバブルだろう


ro5
(2014年、モメンタム株が米国市場を動かしたことについて)
1つには、それだけ成功した株だからだ
米国で成功した株を世界の投資家は買いたがる

この20年から25年、株式市場はそれほど面白くなかった
でも今株式市場には注目が集まり、いかにして儲けようかと皆考えている
そしてモメンタム株に投資した人は儲けているのだ
モメンタム株で儲けた人はそれを友人に話、友人はその友人に話すのだ

しかし、私は、モメンタム株には投資しない
その反対だ
賢いトレーダーではない私がこの生涯で学んだことは、動いているバスに飛び乗るのは危険だとうことだ。
勢いのある株に投資するのは私のやり方ではない
でも自信があるなら、自分のやり方で投資すればいい
金儲けの方法は1通りではないのだから


ro6
(ジム・ロジャーズ流の株見極め術はどんなものか?について)
ro7
割安の株をみつける努力をするのだ
そして肯定的な変革が見える株を選ぶ


(割安株を探すのはより難しいと思うのだが…という点に対して。勇気も必要、更に下落するかもしれないのだから)
だからほとんどの人は失敗するのだ
ほとんどの人は上昇株を買いたがる、友人たちも皆そうしてるからだ

だれも注目していない株を買うのは容易ではない
バーで、NTTを買ったと話せばほとんどの人はその場を離れる
しかし、モメンタム株のすごいバイオ株を買ったと話せば、皆、興奮して、それはすごいということになる
私は、そのような投資家ではないのだ

(面白いですね、興奮する事と真の投資は別物なのですね)
私は、つまらない、退屈な株を探すのが好きなのだ


ro8
(ロシアへの経済制裁について)
それより悪いことは、経済制裁は人々をドルから離れさせているのだ
米国金融機関やドルを使うのはやめようという人が増える
資産を取り上げられる可能性を恐れるからだ
今回の対ロシア制裁は米国を助けるのではなく、傷つけている

(ということは、今はドル売りですか?)
いや、今(2014年)、私は、ドルを保有している
私が話しているのは長期的な見方だ

この問題は来月に解決するというものではない
政治家や官僚はそんなに迅速には動かない

今ドルを保有している理由は、来年から再来年にかけて、更なる混乱が通貨市場であると思うからだ
そして多くの投資家が安全資産としてドルを買うだろう
ドルは安全資産ではないが、多くの人はそう思っている
そしてドル高となる


私はいいタイミングで売り抜けたい、安全資産ではないとわかっているから
底流にはドルに不利な条件が潜んでいる
だから、5年後、10年後にはドルは持っていたくない
ただ、今はドルを保有している


ro9
(では、今、米国株式・通貨市場が直面する最大の危機は何か?)

世界の中央銀行が金融緩和で紙幣を大量に増刷している事だ
こんなことは未だかつてなかった


(ウクライナやロシアの問題よりも金融緩和の方が危機だと言うのか)
もちろんだ
ウクライナ問題をきっかけにして世界で戦争は起きない


ro10
(前回のインタビューでこの番組の視聴者が驚いたのは、ジム氏が、日本の将来について非常に悲観的だった事だった。ことについて)

日本の10代の若者は日本の将来を大いに憂うべきだ
日本の対内債務は、先進国の中で最大だ


(しかし、「対内」債務だ、だから懸念は薄い)
しかし、私(ジム氏)は懸念する
なぜなら債務は増加する一方で、人口は減少するからだ
私の目には、愚かにみえる政治家を抱える国だ
もし、私が日本の若者ならば、英語と中国語、更に複数の外国語を習得する


(そうすることで、グローバルに動ける)
よりグローバルにならねばならない
今後50年で日本の人口は激減する
これはジム・ロジャーズの戯言ではなく、日本政府の発表だ

で、どうなるかだ
日本政府が、債務は返済しないと言えば、それは日本にとって、年金や保険、銀行にとって良い事か?
全く良い事ではない


ro11
(今年(2014年)は(株に関して)それほど騒がれていない)
それこそが、素晴らしいのだ
もう人が興味を示さなくなった時こそ買い時なのだ
皆が日本に興味を持っていた去年(2013年)は買い時ではなく、興味が失われて誰も話さなくなった時こそ、どの市場でも買い時なのだ

日経平均は短期間に2倍になった
短期間に倍になった市場には買い一服、調整局面に入るのだ
市場とは、そういうものだ

というわけで、日本市場は落ち着き、一服した後で、上昇すると願おう
安倍首相の量的・質的緩和が株価上昇につながるだろう
繰り返すが、金融緩和は長期的には日本にとって良くない事だが、株式市場にとっては当面は良い事なのだろう


今回の“ジム・ロジャーズ流の投資とは、「私がNTT株を買った理由」”については以上です。
ぜひ、今後の投資スタイルの参考にしてみて下さい。



↓ポチっと応援


↓ジム・ロジャーズに関する記事一覧