この記事を簡単に言うと
スモールハウス [ 高村友也 ]という本を読んだので、今回はその書評第2弾。
“市民的不服従”編を紹介。

・今回紹介するセクションは“第1章 小さくても家らしい家 -市民的不服従-”
市民的不服従とは、自らの信念に反する法律や圧力に関して、それらの原動源である権力や政府を暴力や暴言によって攻撃することなく、淡々と拒否すること。

・“市民的不服従”に徹する為に会社を辞めたサラリーマンの例を紹介。
彼は「ロクに働かない役員が自分の給料の3倍以上貰っているのはおかしい」「稼げば稼ぐほど税金や社会保険でごっそり持って行かれる」「税金をたくさん納めているのに、行政サービスがほとんど受けられない」といったことに不満を感じ、会社を辞めた。

・これらの不満は、誰もが思っていることのはずだ!
満員電車や気の合わない上司などにガマンする必要はない!
ストレスを溜めて精神的におかしくなったり病気になったりするくらいなら、一度死んだと思って会社を辞めたり、スモールハウスに住んだりした方が良い!

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この記事はスモールハウス [ 高村友也 ]を読んでの書評の第2弾です。
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■第1章 小さくても家らしい家 -市民的不服従-
ではさっそく、本書からの引用。

この「家の大きさの最低基準」というアメリカならではの規則、これに対する怒りが、むしろシェファーの想像力に火を点けたようだ。
彼の取った解決策は、建築規則を回避するために、トレーラーの上にまともに家を建ててしまうという方法だった。
つまり、いつでも動かせる車輪付きの家。

だから、さっき紹介したシェファーのスモールハウスも、構造上、および法律上は、トレーラーハウスということになる。
トレーラーハウスにも、いろいろな制約はあったが、何とかクリアして、本当に建ててしまった。

トレーラーベースの上に、木材を使って建築してしまったシェファーの行動を、「市民的不服従」と形用して賞賛する人たちもいる。

市民的不服従というのは、自らの信念に反する法律や圧力に関して、それらの原動源である権力や政府を暴力や暴言によって攻撃することなく、淡々と拒否することをいう。
独立のためにイギリスの綿製品を放棄したガンジーや、奴隷制度や戦争のために使われているような納税を拒否したソローなどが有名だ。

ガンジーやソローは、信念を貫徹するために、時として法を犯さなければならないこともあり、牢屋に入れられたりした。
しかし、シェファーは、うまく法制度を回避する抜け道を見つけて、「小さな家は建てるべからず」という圧力に対して、事実上の不服従をデモンストレートしてみせた。

スモールハウスムーブメントがさらに広がりを見せれば、“家の大きさの最低基準”という法律の方が歪なものに感じるようになる。
彼の考えが常軌を脱していたのか、建築規則が理不尽だったのかは、時代が判断することになるだろう。




コレ、私です(笑)
2016年7月をもって、私は当時勤めていた商社を辞めたわけですが、とにかく不満だらけだった。


・専門職でありながらも、他部署の事務・営業もこなす。
こんなに働いていても手取り20万30万円。
対して、働かずに指図しているだけの役員の手取りは80万円100万円。
おまけに会社の経費で飲み歩いたりキャバクラにも行ける。


このような状況は、何も以前勤めていた商社だけでなく、これを読んでくれている読者さんの勤め先でも似たり寄ったりの状況なんじゃないかな。
とにかく、今の50~60歳くらいの管理職は、まー働かない働かない(笑)

そんな輩の高給の為に働いている自分がアホらしくなった。
だからフリーランスになれば、自分が働いた稼ぎを働かないオヤジ共に搾取されることはないんじゃないか!って。
だから会社を辞めたっていうのもあります。


・年収が上がれば上がるほど税金も社会保険も上がる。
年収1,000万円は、一般の人の憧れかもしれないけど、だったら一度経験してみな。
稼いだ分、ごっそりと持って行かれるから(笑)


20代後半には年収500万円超え、30歳になる頃には世帯年収は軽く1,000万円を超えました。
誰もが羨ましがるそれなりの高給取りの家庭です。

でもね、稼いだ分はごっそりと“税金”と“社会保険”で持って行かれるんですよ。
夫婦2人で月に20万円、30万円取られていたんじゃないかな。
1ヶ月で(笑)
ボーナス時なんか、40万50万円以上取られてましたから。
何の為に働いているんだ…って感じで毎回落胆してました(笑)

50万円もあれば、今のミニマム生活をしている我が家だったら4ヶ月働かずに暮らせますよ。
家賃安い所に引っ越せば、半年なんて余裕のレベル。

そんな大金を毎月・毎年ごっそり持って行かれるんですから。
普通に暮らしていたら、手元に残るのは微々たるものです。


・こんなに働いて多額の税金を納めているのに、“行政サービス”を一切受けれない
何で…


全国の平均年収は400万円前後と言われていますが、このレベルだと年間に納める住民税はだいたい15~20万円前後。
月あたりだいたい1万5,000円支払っているわけですが、果たしてこの金額の分だけの行政サービスを受けているのか?
答えはNOでしょう。

対して、納税額が少ない老人たちの待遇と言ったら手厚い手厚い。
一日中図書館に居て新聞やら本を読んでのんびり過ごせるし、バスや地下鉄などの公共交通も一般に比べれば安い安い。
様々な場面で行政サービスをお得な料金で受けることができます。
対して私達現役世代と言えば、平日に図書館に行こうとしても夜遅くて閉まっているし、公共交通も正規の高い料金です。

あと、ある一定レベル以上の収入になってしまうと、高校の授業料が無償にならなかったり、格安なのに広々とした市営アパートに入居できないといったデメリットもあるわけです。
市営アパート、私の知り合いなんかだと3LDKの鉄筋アパート駐車場付が月々1万8,000円ですからね。
マジかよーって感じです。


■“市民的不服従”に徹する人生
今この記事を書いている間に思い浮かんだものだけ挙げてみても、これだけあるのです。
サラリーマン・OLさんの不満は。
でも、これって私だけの不満じゃなく、働いている現役世代なら誰もが思っていることです。
毎日毎日、満員電車や気の合わない同僚・バカな上司の行動にガマンしながら働いているのに、稼ぎはごっそりと税金などで持って行かれ、手元にはほとんど何も残らない。
みんな同じ状況で、不満を抱いていますよ。

ストレス溜めて精神的におかしくなって、病気になったり自殺したりするくらいなら、一度死んだと思って会社辞めたりスモールハウスに住んでみるといいんですよ。
そんなのほほんとした中年サラリーマンや老人たちの為に己が犠牲になることはありません。
せっかくこの世に生まれてきたんですし、人生は一度限り。
他人にどう言われようが、粛々と“市民的不服従”に徹し、“自分の人生”を謳歌するのが一番です。

そんな感じで“市民的不服従”に徹しながらわが道を行き、我が人生を楽しむ。
その一つの方法が“スモールハウス”なのかもしれません。



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